富山市 S様邸 屋根・部分外壁改修工事
施工担当者 | 榎本 照雄 |
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築年数 | 築120年 |
構造 | 木造 |
工期 | 約5ヶ月間 |
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現地調査
2021年5月20日
全体的な経年劣化の為、瓦の吹き替えと壊れている部分の補修を。というご依頼があり現地調査に行ってまいりました。
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現地調査
2021年5月20日
築120年のこちらのお宅は経年劣化による瓦の劣化や歪みが至る所で見られ、大きなお屋敷全体の改修工事が必要となりそうです。
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現地調査
2021年5月20日
屋根の劣化に伴い、雨樋も下がってしまって本来の機能を果たしておりませんでした。
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屋根改修工事
2021年6月28日
本日足場が設置され改修工事に入ります。まずは下屋の瓦の撤去作業からです。とっても大きなお宅なので長期的な工事になりますが、安全に作業を進めて参りますのでよろしくお願いいたします。
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屋根改修工事
2021年6月29日
解体を進めていくと、こんな大きな蜂の巣が現れました。 こちらも悪戦苦闘しながら戦い・・・撤去いたしました。
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大工工事
2021年7月8日
下地が劣化していたため、全対的に瓦座と垂木を新設して野地板を施工していきます。
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大工工事
2021年7月14日
こちらのお宅の下地は、檜皮葺(ひわだぶき)と言って檜の樹皮を密に重ねたもので昔は社寺などに用いられた技法で造られていたいました。さすが築120年の古民家ですね。この檜皮葺だけで5~6年雨漏りせず屋根がもつので、昔は檜皮葺をしてお金が溜まると瓦を施工していたそうです。
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大工工事
2021年7月20日
大屋根の隅棟部は柿葺(こけら葺き)と言う屋根葺手法の一つで、木の薄皮を幾重にも重ねて施工する工法で出来ておりましたのでそちらも補修していきます。
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補強工事
2021年7月26日
100年以上前の素敵な建築物なのでこれからもその姿を残して頂きたいので、下がっている躯体部分もできる限り補強していきます。
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屋根改修工事
2021年8月6日
本日から大屋根の瓦改修工事に取り掛かります。まずは既存の瓦の撤去から開始します。
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屋根改修工事
2021年8月15日
瓦の外し終えた部分から野地板を張り替え、下地材を施工する工程を繰り返していきます。
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屋根改修工事
2021年8月23日
本日、大屋根の流水テープと桟木の施工が終わりました。
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屋根改修工事
2021年9月1日
新しい瓦が搬入されました。今回は新しい瓦の載せ替えなので丈夫な小松瓦を使用します。それと同時に雨樋工事もしていきます。
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屋根改修工事
2021年9月10日
本日、ようやく大屋根瓦の載せ替え終わりました。大きなお屋敷でしたので大変でしたが新しい瓦が載ると圧巻です。次は大棟の施工です。
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屋根改修工事
2021年9月29日
大屋根の瓦の載せ替えが終了したので、次は下屋の瓦の施工をしていきます。
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板金工事
2021年10月17日
外壁取り合いの工事です。傷んでいた外壁部分はガルバリウム銅板(角スパン)を使用していきます。
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漆喰工事
2021年10月23日
昔ながらの風合いを残す部分は、漆喰を施工していきます。
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工事完了
2021年11月5日
本日、大屋根の工事が完了しました。長期的な工事になっておりますが昔ながらのものを生かして新しい命を吹き込むと言う素敵な工事をさせて頂いております。空撮写真も改めて見るとやっぱり圧巻です。まだ下屋の工事が少しし残っておりますが、母屋はこれで完成です。下屋工事はまた新たにUP致します。