富山市 S様邸 土蔵屋根葺き替え工事
暴雨風にて・・・・・
5月4日未明に吹き荒れた暴風にて、土蔵の屋根半分が吹き飛ぶという、大変な被害があった屋根の復旧でした。
もう2度と屋根が飛ばないように、大工さん、曳家さん、そして弊社で何回も打ち合わせをして施工しました。
やれることはすべで屋根においてきました。 これで瓦が飛散するときは、土蔵ごと飛ばされるでしょう。
ありがとうございました。
施工担当者 | 堀 俊孝 |
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下地施工 縦桟木工法
2016年06月23日
下葺き材を施工し、流水テープを張って瓦桟木を浮かします。 普通ですと、横に瓦桟木を施工して完了ですが、今回は風速60mに耐えれる瓦工事がコンセプトですので、縦にも瓦桟木を打ちます。
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荷揚げ
2016年06月23日
小松瓦黒(ツルツルです)を使用します。
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3
袖瓦施工
2016年06月24日
袖瓦は風当りが強いので瓦一枚に対して3点ビス止めです。
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4
地葺き
2016年06月24日
平瓦(桟瓦)を施工していきます。もちろん全数釘止めです。 当たり前ですが。
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5
縦桟木工法
2016年06月24日
このように縦に瓦桟木を施工すると、瓦を縦でも支えるので、ズレなくなります。 防災瓦は必要ありません。
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袖瓦施工
2016年06月25日
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7
大棟施工
2016年06月27日
躯体の棟木に鉄筋を打ち込みます。
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大棟施工
2016年06月27日
鉄筋に異形鉄筋を走らせて結束し、大棟を一体にしていきます。
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大棟完成
2016年06月27日
熨斗瓦5段積み。5寸丸冠施工で完成です。