建築物石綿含有建材調査者講習
今日から2日間お勉強の時間となります。
2022年4月1日以降に着工する、解体・回収工事を対象として、石綿(アスベスト)に関する事前調査結果を報告する制度が始まるため、【建築物石綿含有建材調査者】という資格を取得するための講習を受けています。
これが無いと御見積りすらできなくなるみたいです。
現場の方が300倍良いですね~(^^;
アスベストは体に悪く、最近の建材には使用されていない昔の建材のイメージでしたが、勉強するにつれて石綿(アスベスト)の色んな事を知ることが出来ました。
日本では1956年(昭和31年)から吹付石綿として販売されその大半は建築物に使用されているみたいです。
特性として
引っ張りや摩擦・摩耗に強く、難燃性・耐熱性に優れ、熱や音を遮断し、薬品や細菌・湿気に強くしかも安価というとても優秀な建材で【奇跡の鉱物】と言われていたらしいです。
ただし、人体にはシャレにならないぐらい有害ですが・・・
今は石綿(アスベスト)を使用した建材はありませんが、2004年までは屋根材や断熱材・内装材などに使用されていたみたいです。
屋根材で言うと
カラーベスト(コロニアル)2004年まで石綿(アスベスト)が使用されています。アスベストを含んだコロニアルはとても強いです。
後は瓦工事で使う漆喰
これもいつの間にか(無石綿)の表記が袋に書かれています。 おそらく2004年以前の漆喰は石綿入りでしょう。
安価で強くて断熱性がありそして難燃性に優れている石綿
内装・外装・断熱材・遮音材として色んな所に使用されいるようです。
少し前の建物は石綿(アスベスト)でできているのではないかと思うぐらい、沢山の石綿含有建材があるということを今日、勉強することが出来ました。
この知識を生かして、お客様にしっかりと知恵として還元できるように精進していきます。
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